BASE を AI で活用しよう

Claude Desktop と BASE を連携すると、
AIとの対話を通じてナレッジベースの情報を検索・参照できます。

できること

AIと対話しながらBASEの情報を検索・参照できます。

準備するもの

始める前に必要なものを確認しましょう。

OAuth 接続(推奨)

インストール作業なし。KID で発行した接続キーをコネクタに入れ、ブラウザで「許可」するだけ。

mcp-remote 接続

Node.js 利用者向けの代替。設定ファイルに接続情報を追加します。

使ってみる

実際にClaudeに話しかけてBASEの情報を引き出します。

よくある質問

トラブル時の対処法やよくある疑問にお答えします。

できること

Claude Desktop と BASE を連携すると、AIアシスタントがあなたのナレッジベースを理解し、活用できるようになります。

たとえば、Claudeにこんなことを聞けます:

  • 「BASEにある記事の一覧を見せて」
  • 「セキュリティに関する記事を検索して」
  • 「認証機構のページの内容を要約して」
  • 「PHPに関するページをすべて見つけて、共通点をまとめて」
  • 「このBaseの全体構成をツリーで見せて」

Claudeがあなたに代わってBASEの記事を検索・取得し、その内容をもとに回答してくれます。 大量のページを一つずつ開いて読む必要はありません。

標準では読み取り専用(記事の参照・検索のみ)です。Claude から記事の作成・編集・削除も行いたい場合は、接続キーに kac:apps:write スコープを追加してください(手順1で解説)。読み取りで足りる場合は付けないことをおすすめします。
ChatGPT など他の AI サービスをお使いの方へ — REST API を使えば ChatGPT GPTs や Gemini からも BASE に接続できます。REST API 連携ガイドをご覧ください。
機密情報を含むBaseの接続にご注意ください
AI連携を行うと、Baseに記録された内容がAIサービス(Claude)に送信されます。 以下のような情報を含むBaseは接続しないでください
  • パスワード、APIキー、シークレットキー
  • クレジットカード番号、銀行口座情報
  • マイナンバー、免許証番号などの個人識別番号
  • 医療記録、法的文書などの機密書類
AIに送信されたデータがどのように処理・保存されるかは、AIサービス提供者のポリシーに依存します。 接続するBaseの内容が第三者に読まれても問題ないか、事前にご確認ください。

準備するもの

AI連携を始めるには、以下の3つが必要です。

  1. Claude Desktop アプリ

    Anthropic社が提供するデスクトップアプリです。まだインストールしていない場合は、 claude.ai/download からダウンロードしてください。 Mac版・Windows版があります。

  2. BASEのアカウント(KID)

    BASEにログインできるKIDが必要です。すでにBASEを使っている方はそのままのアカウントで大丈夫です。

  3. オーナー権限を持つBase

    Claudeからアクセスしたい Base が決まっている必要があります。 AI連携を使えるのは、その Base のオーナー(Owner)本人だけです。 閲覧者(Reader)・編集者(Writer)の権限では接続できません。

方法A: OAuth コネクタで接続(推奨)

Claude の「コネクタ」機能から接続します。専用ソフトのインストールは不要で、ブラウザで「許可」するだけで接続できます。事前に KID で接続用のキー(client_id / client_secret)を発行し、Claude のコネクタに登録します。対話的に使うならこちらがおすすめです。

  1. KID で接続用キーを発行する

    BASE にログインした状態で、OAuth クライアント登録ページを開き、新しいクライアントを登録します。次の項目を設定してください:

    クライアント名 分かりやすい名前(例: Claude - my-project
    リダイレクト URI claude.ai(Web)/ Claude Desktop では通常
    https://claude.ai/api/mcp/auth_callback
    です。念のため、Claude のコネクタ詳細設定画面に表示されるコールバック URLと一致するか確認してください(手順2)。完全一致でないと接続に失敗します。
    クライアント種別 Confidential(機密)を選択
    クライアント認証方式 client_secret_postを選択
    スコープ openid profile email user:read kac:apps:read(参照のみの場合)。Claude から記事の作成・編集・削除も行う場合は kac:apps:write を追加してください。書き込みを使わないなら付けないことをおすすめします。
    アプリ紐付け BASEを選択

    登録すると client_idclient_secret が発行されます。 client_secret は再表示されないので、必ずコピーして安全な場所に保存してください。

  2. Claude にカスタムコネクタを追加する

    Claude の設定から「コネクタ」(Connectors)を開き、「カスタムコネクタを追加」を選びます。 claude.ai(Web版)をお使いの場合はコネクタ設定ページから直接開けます(Claude Desktop の場合はアプリの「設定」→「コネクタ」から)。 URL 欄には、URL 末尾に接続したい Base の IDを付けて入力してください(1つのコネクタ=1つの Base):

    https://base.kodama.com/mcp/あなたのBase ID
    Base ID は各 Base の URL(https://base.kodama.com/my-project/)の最初の部分です。例: https://base.kodama.com/mcp/my-project

    コネクタの「詳細設定」(Advanced)を開き、手順1で発行した client_idclient_secret を入力します。 この画面に表示されるコールバック URLを、手順1のリダイレクト URI に登録してください(先にこの画面を開いて控えてから手順1を済ませると確実です)。

  3. ブラウザで許可する

    接続を開始すると、KID のログイン・同意画面が開きます。ログインして「許可」すると、接続用のトークンが Claude へ自動で渡されます。 トークンを手でコピー&ペーストする必要はありません。

  4. 完了

    接続が完了すると、Claude のツール一覧に BASE のツールが表示されます。「使ってみる」へ進んでください。 別の Base に接続したいときは、URL 末尾の Base ID を変えてコネクタをもう1つ追加してください(接続キーは使い回せます)。

接続できるのは、その Base のオーナー本人に限られます。閲覧者・編集者では接続できません。
発行した接続キーは OAuth クライアント登録ページで管理・削除でき、許可済みの接続は 連携アプリの管理ページからいつでも取り消せます。OAuth トークンの有効期限・失効は自動管理されます。
お使いの Claude のバージョンに「カスタムコネクタ」機能が無い場合は、方法B(mcp-remote)をご利用ください。自動化・サーバ間連携などブラウザでの許可ができない用途も方法 B(手動トークン)が必要です。

APIトークンを発行する(方法B 用)

ClaudeがBASEにアクセスするための「鍵」を発行します。この鍵をAPIトークンと呼びます。

方法A(かんたん接続)で接続する場合、この手順は不要です。トークンは接続時に自動発行されます。以下は方法B(mcp-remote)を使う場合のみ必要です。
  1. トークン発行ページを開く

    BASEにログインした状態で、マイページの「API Token」リンクをクリックしてトークン発行ページを開きます。

  2. トークンを作成する

    以下の設定で新しいトークンを作成します:

    スコープ read(参照のみ)。Claude から記事の作成・編集・削除も行う場合は read + write を選択
    許可する Base あなたがオーナーである Base の ID を入力(必ず設定してください
    有効期限 お好みで選択(迷ったら「90日」がおすすめ)
  3. トークンをコピーして保存する

    作成されたトークンが表示されます。kid_ で始まる長い文字列です。 この画面を閉じると二度と表示されません。必ずコピーして安全な場所に保存してください。

トークンはパスワードと同じです。他の人に教えたり、メールやチャットに貼り付けたりしないでください。もし漏洩した場合は、トークン発行ページから該当トークンを削除して、新しいものを発行してください。

方法B: mcp-remote 経由で接続する

Node.js の mcp-remote を使った代替の接続方法です。方法A(かんたん接続)が使えない場合や、手動トークンで運用したい場合はこちらを使います。

Node.js が必要です。BASE との接続に Node.js の仕組みを利用します。ターミナル(Macの場合)またはコマンドプロンプト(Windowsの場合)で node -v と入力して、バージョンが表示されればOKです。表示されない場合は、nodejs.org からインストールしてください。
  1. 設定ファイルを開く

    Claude Desktop のメニューから設定ファイルを開きます。

    Mac メニューバーの「Claude」→「Settings...」→「Developer」→「Edit Config」
    Windows 左上の「」→「Settings...」→「Developer」→「Edit Config」
    テキストエディタで設定ファイルが開きます。初めて開く場合は { } だけが書かれた状態です。
  2. 接続情報を書き込む

    設定ファイルの内容を以下のように書き換えます。 黄色の部分をあなたの情報に置き換えてください。

    // claude_desktop_config.json { "mcpServers": { "base-あなたのBase ID": { "command": "npx", "args": [ "-y", "mcp-remote", "https://base.kodama.com/mcp", "--header", "Authorization: Bearer あなたのAPIトークン" ] } } }
  3. 書き換え例

    たとえば、Base ID が my-project、トークンが kid_abc123... の場合:

    { "mcpServers": { "base-my-project": { "command": "npx", "args": [ "-y", "mcp-remote", "https://base.kodama.com/mcp", "--header", "Authorization: Bearer kid_abc123..." ] } } }
  4. 保存して再起動

    設定ファイルを保存し、Claude Desktop を終了して再度起動してください。 画面の下部やツール一覧に BASE のツールが表示されれば、接続成功です。

接続先の Base はトークン発行時に指定した「許可する Base」で決まります。設定ファイルに Base ID を書く必要はありません(サーバー名のラベルは任意の表示名です)。
複数のBaseに接続したい場合は、"mcpServers" の中に複数の接続先を並べて書くことができます。それぞれ異なる名前("base-project-a", "base-project-b" など)を付け、Base ごとに発行したトークンを指定してください。

使ってみる

設定が完了したら、Claude Desktopを開いて話しかけてみましょう。

  1. まずは全体像を把握する

    最初はBaseの概要を聞いてみましょう。Claudeがツールを使ってBASEから情報を取得してくれます。

    おすすめのプロンプト:

    • 「BASEにどんなページがありますか?概要を教えてください」
    • 「ページの階層構造をツリーで見せてください」
  2. キーワードで検索する

    探している情報のキーワードを伝えると、Claudeが該当するページを見つけてくれます。

    おすすめのプロンプト:

    • 「セキュリティに関するページを検索してください」
    • 「2026年に更新されたページを探して」
  3. ページの内容を読み込む

    特定のページの内容をClaudeに読んでもらい、要約や分析を依頼できます。

    おすすめのプロンプト:

    • 「"認証機構"のページを読んで要約してください」
    • 「PHPに関する全てのページを読んで、重要なポイントをまとめてください」
  4. 応用的な使い方

    Claudeはページの内容を理解したうえで回答するので、より高度な質問もできます。

    おすすめのプロンプト:

    • 「このBASEの内容をもとに、新人向けのオンボーディング資料の目次案を作ってください」
    • 「記事の内容に矛盾や古い情報がないかチェックしてください」
    • 「このBase全体のナレッジを踏まえて、FAQページのドラフトを作ってください」
ClaudeがBASEから情報を取得するとき、画面に「ツールを使用しています」と表示されます。これは正常な動作です。ツールの実行を許可するかどうか聞かれた場合は「許可」を選択してください。

よくある質問

お困りの際はこちらをご確認ください。

方法A(かんたん接続)と方法B(mcp-remote)はどう違いますか?
方法A(OAuth・推奨)は専用ソフトのインストール不要で、ブラウザの許可だけで接続できます。事前に KID で接続キー(client_id / client_secret)を発行してコネクタに登録します。接続先 Base はコネクタ URL(/mcp/{Base ID})で指定します。対話的に使う通常の用途はこちらがおすすめです。
方法B(mcp-remote)は Node.js と手動発行のトークンが必要です。接続先 Base はトークン発行時の「許可する Base」で決まります。「カスタムコネクタ」機能が無い環境や、自動化・サーバ間連携などブラウザでの許可ができない用途で使います。
どちらも接続できるのはあなたがオーナーである Baseに限られ、安全性は同等です。
接続できない / ツールが表示されない
以下を順番に確認してください。
1. 設定ファイルのJSON形式にエラーがないか(カンマの過不足、引用符の閉じ忘れなど)
2. Node.js がインストールされているか(ターミナルで node -v を実行)
3. Claude Desktop を完全に終了して再起動したか
4. インターネットに接続されているか
「認証失敗」と表示される
APIトークンの有効期限が切れている可能性があります。トークン発行ページで新しいトークンを作成し、設定ファイルを更新してください。
「アクセス権がありません」と表示される
AI連携を使えるのは、その Base のオーナー本人だけです。指定した Base のオーナーでない場合(閲覧者・編集者として参加しているだけの場合)は接続できません。また、URL や Base ID のスペルが正しいかも確認してください。
Claudeで記事を編集できますか?
はい、可能です。接続キー(または手動トークン)に write スコープ(OAuth コネクタは kac:apps:write)を付けて接続すると、Claude から記事の作成・編集・ゴミ箱への移動ができるようになります。write を付けずに接続した場合は読み取り専用です。会話の流れで意図しない編集・削除が起きるのを避けたい場合は、write を付けず参照専用で運用してください。完全削除はサポートせず、ゴミ箱からの復元は BASE の Web サイトから行います。
複数のBaseに接続できますか?
はい。ただし1つの接続は1つの Base のみを対象とします。方法A(かんたん接続)なら URL 末尾の Base ID を変えてコネクタを複数追加します。方法B(mcp-remote)なら設定ファイルの "mcpServers" 内に複数の接続を並べ、それぞれ Base ごとに発行したトークンを指定してください。いずれも、あなたがオーナーである Base に限られます。
セキュリティは大丈夫ですか?
以下の対策が施されています。
- 通信はすべてHTTPS(暗号化)で行われます
- 接続できるのは Base のオーナー本人に限られます(閲覧者・編集者の権限では接続不可)
- 1つの接続は URL で指定した1つの Base のみを対象とします
- 既定では読み取り専用です。write スコープ(kac:apps:write)を付けて接続したときのみ記事の作成・編集・削除が有効になります
- 接続(トークン)は連携アプリの管理ページからいつでも取り消せます

ただし、AI連携を行うとBaseの内容がAIサービスに送信されます。パスワード、APIキー、個人識別番号などの機密情報を含むBaseは接続しないでください。詳しくは「できること」セクションの注意事項をご確認ください。